プライマリケアエビデンス序章
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EBM(evidence based medicine)という言葉が誕生して以来、ずいぶんと時が経った。
そのうちにEBP(evidence based practice)という言葉も誕生した。研修の傍ら、EBMやEBPにも興味を持った。
そんな中、家庭医として研修を終えて米国から帰国した。
家庭医の研修や教育へ関心があり、その領域に携わって2年が経とうとしている。
そこで気づいたことは家庭医やプライマリケア領域で活躍する第一線の医師や研修医の手元に最新の研究結果(エビデンス?)が届くまでに相当時間がかかるという現実であった。
これは日本において英語が苦手な医師が多いために米国以上に顕著らしい。
これは今も昔も情報収集の速さは変わっていないらしい。
http://jama.ama-assn.org/cgi/content/full/291/1/54
これは1996年から2002年までの間にα1ブロッカーのdoxazosinという薬が高血圧薬としてよくないとわかってからどれくらいの時間、処方箋が減るかを調べたものである。1999年に研究は中止されたにもかかわらず、2004年頃まで処方箋の数が伸びていた。つまり、2004年までの5年間、この研究成果は第一線の家庭医やプライマリケアの医師たちへ浸透しなかったのである。
5年間も無知のまま製薬会社の言いなりで処方箋を出し続けてきた医師は周りを見渡せばいくらでもいるのだろう。
これが今の現実だ。今日はあなたでも明日は私かもしれない。
だからこそ、医師は日々勉強し続けなければいけない。でも、どうやってするのだろう?
そんな疑問からプライマリケアエビデンスは始まった。
少しでも家庭医やプライマリケア医への一助になれればよいと思う。
特に現在、優れた家庭医を目指して研修に励んでいる多くの研修医や指導医に役立ててもらいたい。
2008/7/9 水曜日 at 1:59 PM
こんにちは。これはコメント例です。
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