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家庭医・プライマリケア医のためのアメリカ・米国臨床留学への道
それは一つのとても大きな挑戦です

僕は2001年6月25日から10月5日までの約3ヶ月間、6年次選択実習の一環としてUniversity of Illinois College of Medicine at Peoriaで実習する機会を得ました。その内容を毎週「実習報告@イリノイ大学」と題していくつかのML(mailing list)に送りつづけていました。しかし、MLを読んでない方もたくさんいらっしゃいます。そして、このたび山梨医科大学学園だよりに載せていただくことにもなりました。この貴重な体験を今後の学生病院実習の改善に少しでも役に立てたいと思い、編集しなおしました。1人でも多くの先生方、学生にこれを読んでいただき、今後の御参考になれば幸いです。

*これから述べる事は基本的に山梨医科大学で今まで受けてきた教育と比較しての話です。このメールは他大学の学生や他大学出身の先生も読まれるかもしれません。あたかも日本の医学教育が山梨医科大学の教育とイコールであるかのように書いてしまった文章があるかもしれません。その点をご了承ください。

University of Illinois College of Medicine at Peoriaでの内科ローテーション

University of Illinois(UOI)はIllinois州Champaignに本拠地があります。医学部はChicago校を本校とし、全部で4つの分校に分かれています(Chaicago,Peoria,Rockford,Urbana-Champaign)。1学年約300人の学生が在籍しており、4つの分校に分かれて臨床実習を行なっています。Peoria校は1学年約60人で、Methodist Medical Center of Illinois, Saint Francis Medical Centerという二つの病院が教育病院として利用されています。今回僕はSaint Francis Medical Centerにてイリノイ大学ピオリア校医学部3年生14人と臨床実習前のオリエンテーション2週間、内科ローテーション3ヶ月間(病棟実習6週間、外来実習3週間、MICU実習3週間)を一緒に過ごさせていただきました。

以下は毎週書いた実習報告の内容です。最初に書かれている月日は実習した期間を表しています。