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家庭医・プライマリケア医のためのアメリカ・米国臨床留学への道
それは一つのとても大きな挑戦です

7/23-27

休暇について

現在、総合内科の病棟を回っていますが、チームが全部で4チームあります。各チームは1ヶ月に4日間の休暇が補償されています。平均1週間に1回です。最近、気がついたのですがこの4チームというのは実にうまく機能しています。4日に一度づつ当直がまわってきますが、1ヶ月(28日間)経つとすべての曜日を一通り当直することになります。週末当直になる日は1ヶ月に2回です。その他の週は週末土曜日か日曜日一日休みがもらえます。この休みというのも日本のように中途半端な休み(休みのはずなのに病院にいる?)ではありません。僕のチームは先々週、1週間休みなしで働きましたので、先週は土曜、日曜と連休でした。今週は日曜日に休みがもらえました。強調したいことは指導教官やレジデントだけでなく、インターン(一年目のレジデント)も学生もみんな休みを取れるということです。休みの間は他のチームが基本的にカバーします。とてもよくできている休暇制度だと思います。このシステムがうまく機能している理由の1つは人材が豊富という点だと思います。どこかの医局みたく毎年入局する人数が決まっていない、というわけではなく、必ず、毎年きまった人数を確保できます。総合内科をローテーションするインターンは全部で30人〜40人(内科専攻、小児科専攻、内科小児科専攻、家庭医専攻、その他など)くらい一年間でいます。山梨医大でも内科が4つの専門に分かれているので各医局の研修医で協力して当直を分担すれば、もう少しゆとりのある研修システムになるかもしれません。