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家庭医・プライマリケア医のためのアメリカ・米国臨床留学への道
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report
前日入院してきた患者さんを例に鑑別診断、治療方針、それに関連した簡単な講義(学生、インターン、シニアレジデント基本的に全員参加) 朝ご飯を食べながらします。 9時ー10時 インターンと一緒に自分の患者さんとチャートをチェック。インターンの後をついてまわる(他の患者さんのSOAPを一緒に考える) 10時-12時 チーム全員(指導教官、シニアレジデント、インターン、学生)で回診。学生は担当の患者さんのプレゼンテーションをする。 12時-1時 noon
conference(毎日いろいろなテーマについての講義があります。これはインターンと一緒に受けます。) 2時-3時 チームで残りの患者さんを回診するか、指導教官の講義があります。 これが毎日の基本的なスケジュールです。 この他に水曜日と金曜日のお昼は学生のための講義があります。 毎週金曜日は午後12時ー4時まで学生のための講義あります。 そして、この間に新しい入院や当直があります。 二日おきに入院を担当します。僕のついているインターンは入院する患者さんにはとても時間をかけます。最初の問診と身体所見、オーダーで1時間くらい費します。非常に丁寧にじっくりと話しを聞いていきます。その後、シニアレジデントと一緒に治療方針を議論したりすると、全部で2時間くらいかかってしまいます。 四日おきに当直があります。夕方4時30分から始まり、朝の7時までです。大抵この日インターンは寝ません。学生は2-4時間くらい睡眠をとれます。そして、次の日できるだけ早く仕事を終りにして帰ろうと躍起になります。 このようなスケジュールでBSTと違うと思った点を今日は2点だけあげます。 みんなで同じ講義を受けている BSTではミニレクチャーがある場合、学生だけがみんな集まって受けていました。こちらではレジデントもインターンも学生も同じカンファレンスに出席し、みんなで意見を言い合います。各チームで受けるミニレクチャーなどは毎日のようにありますが、学生だけでなくレジデントもインターンもまじめにレクチャーを聞いて、一生懸命質問します。レクチャーの内容は系統講義ではなく、非常に臨床に即した内容でいつも進めています。BSTのミニレクチャーでも内容によっては研修医にとってとても為になる内容があったりもしますが、研修医はどうして学生と一緒に受けないんですかね。指導教官も一緒に教えてしまったほうが手っ取り早い気もしますが。その理由の一つとしてBSTのレクチャーは非常に基本的なこと、系統講義的な内容が多い気がします。こちらのレクチャーでは、実際に受け持っている患者さんの病気を元にして具体的な診断方法や治療方法などがレクチャーの中心となります。そして、指導教官は大抵参考になる論文をひとつ見つけてきてくれます。1週間で5−6つほどの論文を読まなければいけないのですが、僕の場合、机の上にどんどんたまっていくだけで、週末に時間を見つけて読もうと努力しているのですが、なかなかうまくはいっていません。 とにかく、学生も研修医も同じ内容の講義を受けて、同じように学んでいる姿はBSTでは見る機会がなく、新しい発見でした。 朝飯と昼飯の時間を無駄にしない 上の予定表を見てもらえば分かるように朝飯と昼飯はいつもカンファレンスを聞きながらとることにあります。ある意味時間を有効に使っているのでよいと思いますが、ご飯くらいはゆっくりと食べたいな、というのうが正直なところです。でも、インターンもレジデントも毎日、この時間を非常に大切にしています。食べながら話しを聞き、すかさず、質問を仕返す姿はなかなか感心させられます。それだけ、カンファレンスでえられる内容が大切だからです。カンファレンスで得た知識は目の前の患者さんにすぐにでも当てはまることができる内容が中心となっています。 このようにカンファレンスと患者さんをケアする時間とが実に見事に組み合わされています。ただ、検査やオーダーで忙しいだけでなく、カンファレンスでもしっかりと時間を割くことができるシステムになっています。学生もその中に自然と溶け込んでします。 BSTでは、夕方にあるカンファレンスで研修医や学生が疲れ果ててよく居眠りしている光景を見かけました。もっと効率のよいカンファレンスをしてくれるように、各医局の先生にお願いしたいです。 |
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