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家庭医・プライマリケア医のためのアメリカ・米国臨床留学への道
それは一つのとても大きな挑戦です

9/17-21

MICUとは

僕の実習している病院には全部でICUと呼ばれているユニットが4つあります。Medical, Surgical, Cardiovascular, Pediatric,です。つまり、MICU,SICU,CCU,PICUという名前がついています。すべてのICUは同じ階にあります。MICUの守備範囲はCCUがあるので循環器疾患以外で集中治療が必要な大人を受け持つ、といったところでしょうか。総ベット数は僕の大学とあまり変わらないのですが、ICUの規模は全く違いびっくりしました。

僕は現在MICUというチームに属しています。チーム構成はattendign 1 ,senior resident 1, resident 1, intern 2,student 2人の合計7名です。

 

MICUの一日

朝は7時ごろから始まります。まず、受け持ちの患者さんの状態をテェックし、カルテを書きます。僕はカルテ書きに慣れていませんので(普通のカルテとは少し形式が違います)、1時間くらいかかってしまいます。8時半からattending round(チーム回診)がはじまり、今日一日の患者さんの治療方針を指導教官と決めます。11時前には終り、その後必要な検査のオーダーを追加したりして午前中が終ります。昼食をとったあとは意外と暇で、たまに患者さんの状態を確認しにいく程度です。当直が始まる4時半頃にみんなぞろぞろと集まってきてsign out(当直の人への引継ぎ)をして、一日が終了します。

僕が暇だと思った理由はおそらく受け持ちの患者さんを1人しかもっていなくて、状態が安定していたからでしょう。もちろん、ドクターたちは午後もMICUにいていろいろと仕事をしています。しかし、MICUといえども当直は4日に1度でそれ以外の日は5時ごろまでにはみんな家に帰れます。ただ、当直は非常に忙しくほとんど寝むれない時もあるそうです。僕ら学生は試験が近く勉強をしたいということで当直を免除させてもらっています。