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家庭医・プライマリケア医のためのアメリカ・米国臨床留学への道
それは一つのとても大きな挑戦です


インターンでがんばっているママさんドクター

僕のチームにママさんドクターとしてがんばっているインターンがいます。どうやって子育てしているのだろう、と疑問に思い、いろいろと話を聞いてみましたのでお伝えします。このドクターは医学部4年生の冬(去年)に出産しました。そして、今月から内科小児科プログラム(4年間)のインターンとして働きはじめました。息子は6ヶ月です。旦那さんはレジデント(内科小児科プログラム)4年目ドクターです。4年生の時はほとんどが選択実習で日程を前期に集中させたため、後期はかなり自由な時間がとれたということでした。一日は朝6時ごろ息子と一緒に起きるところから始まります。1時間ほど一緒に時間を過ごしたあと、デイケアへ連れて行きます。病院の隣にあります。朝7時から夕方5時ごろまで仕事をします。5時ごろに仕事をおわらせる要領のよさには頭が下がりますが・・・。僕のインターンは毎日7、8時ごろまで仕事が終りません。午後、1時間ほどたまに空きができたりするとき(予定していたレクチャーがキャンセルされたり、時間が変更になったりしたとき)はすかさず息子に会いに行くということです。夜は9時ごろまで一緒に過ごせます。当直の日は夕方家族で一緒に病院の食堂で食事をしたりします。このような光景も日本ではめったに見られない気がします。数時間だけだけれど、当直の日に一緒に食事をしたり時間を過ごせることはとてもすばらしいことよ、といっていました。週に平均1日休みがもらえるので、そのときは家族と一緒に過ごすそうです。かなり大変だけれど何とかがんばってやっています、ということでした。その他にも内科のインターンやレジデントで妊娠中の人、小さい子供がいるママさんドクターなど結構みかけます。日本ではこういった状況はなかなか想像できません。なによりも夫の協力が必要だといっていました。