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家庭医・プライマリケア医のためのアメリカ・米国臨床留学への道
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lineで見られるようになっています。コンピューターが使えないと致命的な雰囲気さえ感じさせます。それを象徴するように、オリエンテーションの最後にPDA(personal
digital
assistant)という電子手帳を生徒全員に貸し出します。大体2万円位するものだと思いますが。こちらの病院ではそれをレジテント、学生全員が携帯しています。その中にはハリソン、ワシントンマニュアル、ドラッグインフォーメーション、患者さんのオーダー、カンファレンスの予定、など様々な情報を蓄え、近くにあるコンピューターから情報を送ったり、引き出したりしています。 人形を使って練習するのですが、その内容は日本でやらなかったものが多かったです。血糖値の簡易測定方法、インスリン注射の仕方、IV留置の仕方、IV、IM、などの注射の仕方、眼底鏡の見方(こちらではみんな自前の眼底鏡、耳鏡を持っています。内科のローテーションでは必須です。)縫合の仕方、尿道カテーテルの留置の仕方、腰椎穿刺の仕方、NGチューブの入れ方、Defibrillator、EKGなどです。日本では練習しても実際これらのことをやる機会が余りありませんが、こちらではルーチンに学生がIVをしたり、日本の研修医レベルの手技をするといわれています。それが本当かどうかは、これから病棟実習が始まったらお伝えできると思います。 カルテの書き方 この2週間でかなり重点が置かれていました。最後にはオリエンテーションの卒業試験があり、症例を与えられ、以下のものを書いて提出すること、それに関連した参考文献を1つ、5分間のビデオに向かってのプレゼンテーション、がありました。 SOAP これについて一人20分くらい指導教官と一対一でアドバイスを受けました。熱心に指導してもらい、大変助かりました。 Admission order |
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