|Home|サイトマップ|ファミリーメディスン|外来教育通信講座|IMPACTに挑戦|CHATに挑戦|
|米国家庭医研修・見学に挑戦|家庭医コンサルタント|リンク|お問い合わせ|

家庭医・プライマリケア医のためのアメリカ・米国臨床留学への道
それは一つのとても大きな挑戦です

6/25-29

 今週と来週は実習前のオリエンテーションです。内容は診断学実習的なものと実際に病棟を回るときの注意、守秘義務やインホームドコンセントなどの講義、それに各教科では話しにくいような内容のもの、セクシャルハラスメントやカルテの記載の仕方など、また、病院見学もありました。

 どの先生も口をそろえて言うことは、2年生までと違い、とてもストレスになり、責任感もあるけれど、大変面白い、ということです。(アメリカの医学部は4年制で3年生から病棟実習が始まります。)

 病棟実習に入る前にこちらではステップ1という国家試験をパスしなければなりません。落ちたら、受かるまで病棟実習をさせてもらえません。その試験をもう受けて結果待ちの人、来月受験する予定の人、などがいてみんな、なかなか心が落ち着かない様子で授業を受けていました。バリヤー試験みたいなものですが、こちらでは全国共通の国家試験としてあります。

 こちらでは3年生が1年かけて内科(3ヶ月)、家庭医(1ヶ月)、外科(2ヶ月)、産婦人科(2ヶ月)、小児科(2ヶ月)、精神科(2ヶ月)をまわります。日本のように1週、2週というペースで見学というわけではないようです。日本でも同じように精神科はかなり暇だけれども、外科はとっても忙しい、内科はその中間といった感じです。外科の忙しさは半端でなく、朝5時から夜の7、8時までというのが普通らしいです。内科は朝7時から夕方5時ごろまで、週に1、2回ON CALL (当直)があります。精神科は朝8時から午後2、3時には終ってしまいます。